大阪急性期・総合医療センターの特色

当センターでは現在月1回IRBを開催し、治験、臨床研究、製造販売後調査について審議しています。審議に緊急を要する場合は、内容により緊急審査、迅速審査で対応しています。契約は府立5病院統一様式を採用しており、支払いは原則出来高払いとしています。職員と委員にはGCP講習会を原則年1回開催して教育を行っています。

当センターは、救急疾患、循環器疾患等の急性期から回復期に至るまでの一貫した医療に留まらず、合併症治療を含めた総合医療とがん、神経難病、生活習慣病等に対する高度専門医療を、強力な病診連携の下、広域的に提供しているため急性疾患だけでなく慢性疾患の対象まで幅広い治験を実施しています。その実施率は高く、前相から次相への依頼、当初の契約数が早期に達成されたため症例を追加するプロトコールも多くなってきています。

近年国際共同治験が急増しており、国際回線を使用した心電図送信、EDC等にも対応しています。