about us

大阪バイオ・ヘッドクオーターとは

大阪の健康・医療関連産業のさらなる発展を図るため、
大阪府内の産学官が一丸となった体制です。

構成機関

  • 茨木市
  • 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所
  • 公立大学法人大阪
  • 大阪市
  • 大阪商工会議所
  • 国立大学法人大阪大学
  • 大阪府
  • 関西医薬品協会
  • 近畿経済産業局
  • 特定非営利活動法人近畿バイオインダストリー振興会議
  • 国立研究開発法人国立循環器病研究センター
  • 彩都(国際文化公園都市)建設推進協議会
  • 公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団
  • 公益財団法人都市活力研究所
  • 独立行政法人中小企業基盤整備機構
  • 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
  • バイオ・サイト・キャピタル株式会社
  • 国立研究開発法人理化学研究所

Vision

大阪を健康・医療関連産業の世界的なクラスターに

ライフサイエンス分野における産学官の集積の強みを活かし、医薬品、医療機器、再生医療等製品、及び科学的根拠に基づいた健康関連製品・サービスなど、イノベーション創出を図ることにより、大阪が東西二極の一極として日本の未来を支え、牽引する成長エンジンの役割を果たせるよう、健康・医療関連産業のさらなる発展をめざしています。

大阪バイオ・ヘッドクオーター
代表 審良 静男

大阪は、約400年の昔から「くすりの町」として歩んできた歴史があり、現在ではライフサイエンス関連の優れた大学、研究機関や、製薬関連企業等が、大阪を中心とした半径20キロ圏内にコンパクトに集積しています。

このような強みを活かし、大阪府では、健康・医療関連産業のさらなる発展を図るため、府内産学官が一丸となったヘッドクオーター(司令塔)体制として、府内産学官のトップで構成された「大阪バイオ戦略推進会議」と、ヘッドクオーター機能の実務を担う大阪府ライフサイエンス産業課からなる、「大阪バイオ・ヘッドクオーター」が2008年に設置されました。

大阪バイオ戦略推進会議では、北大阪を中心とした世界トップクラスのクラスター形成を目標に掲げ、オール大阪の産学官による一体的な事業推進を図るため、構成機関が主体的に取組む共通の戦略として、「大阪バイオ戦略」を策定しました。

以来、大阪バイオ・ヘッドクオーターは、この戦略に基づき、府内企業の成長を促す取組として、グローバル展開を支援するための海外クラスターとのネットワーク形成や、海外企業とのマッチング機会の提供、大阪のポテンシャルに関する情報発信の強化など、府内ライフサイエンス産業の振興にかかる環境整備を進めてまいりました。

「大阪バイオ戦略」に掲げた、北大阪で世界トップクラスのクラスターを形成する目標は、現在、2020年に大阪府市により策定された「大阪の再生・成長に向けた新戦略」における重点分野のひとつである、「健康・医療関連産業のリーディング産業化」に引き継がれています。

「大阪北部の北摂地区を生命科学(ライフサイエンス)のメッカにしたい。」
これは、故山村雄一元大阪大学総長が描かれた構想ですが、この意志を私も受け継ぎ、オール大阪で世界的なクラスター形成の一翼を担えるよう、尽力してまいります。

大阪バイオ・ヘッドクオーターの今後の活動に注目していただくとともに、皆様のお力添えをよろしくお願いします。

2022年10月

大阪のライフサイエンスの歩み

1650年頃(江戸時代)

大阪・道修町に薬問屋が集積し、一帯が「くすりのまち」として栄える。現代でも多くの国内最大手製薬企業の本社が所在している。

1975年頃

大阪大学山村雄一総長(当時)が、「大阪北部の北摂地区を生命科学(ライフサイエンス)のメッカにしたい。」という構想を発表

1977年7月

国立循環器病センター(現在の国立研究開発法人 国立循環器病研究センター)開設(吹田市)

1993年4月

大阪大学医学部・同附属病院が大阪市内中之島から、現在地(吹田キャンパス)に新築移転。微生物病研究所附属病院と統合

2004年4月

彩都ライフサイエンスパークまちびらき

2005年4月

独立行政法人医薬基盤研究所(現在の国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所)が設立(彩都)

2008年9月

大阪バイオ・ヘッドクオーター体制構築。

産学官による「大阪バイオ戦略推進会議」において「大阪バイオ戦略」を策定

2013年10月

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)関西支部設置(大阪市北区)

2015年4月

国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)創薬支援戦略部西日本統括部設置(大阪市北区)

2015年7月

吹田操車場跡地及び周辺地区(医療クラスター)の名称を「北大阪健康医療都市(愛称:健都)」と決定

2018年3月

「大阪バイオ戦略」終了に伴い、10年間の取組みを総括

「大阪の成長戦略」において新たに重点化を図る分野に「健康・医療関連産業」を位置づけ、めざすべき方向性として当該産業の「世界的なクラスター形成」を掲げた

2019年7月

国立循環器病研究センターが移転・オープン(健都)

2022年9月

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)創薬支援戦略部西日本統括部が移転・オープン(大阪市中央区)

2023年3月

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究傘下の国立健康・栄養研究所が、東京都新宿区から移転・オープン(健都)

2024年6月

「Nakanoshima Qross(中之島クロス)」がグランドオープン

2024年12月

独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)関西支部が移転・オープン(中之島クロス)