集積する大学・研究機関
■国立大学法人大阪大学
概要
11学部15研究科、6附置研究所、2附属病院を有する我が国有数の総合大学で、特に免疫研究が有名。バイオメディカル分野に卓越し、多くの研究者を輩出しています。研究成果の産業化にも積極的に取り組んでいます。
特記事項(アピールポイント等)
基礎研究段階からの産官民との組織間連携(=産学共創)を推進し、新たな社会価値の創出をめざします。
・共同研究講座・協働研究所の設置、包括連携協定の締結
・知的財産の技術移転推進
・大学発ベンチャーの支援
問合せ先
国立大学法人大阪大学
電話:06-6877-5111
■大阪大学微生物病研究所(RIMD)
概要
大阪大学微生物病研究所は、感染症、免疫、がん研究において医科学・生物学分野における研究を牽引してきました。現在はこれらの研究分野に加え遺伝子工学、ゲノム解析学など多様な分野の研究を展開しています。
特記事項(アピールポイント等)
文部科学省「共同利用・共同研究拠点」として、高度感染実験の実施が可能なBSL2,3実験施設など特徴ある施設を整備しています。これらの研究資源・技術・研究施設を研究者コミュニティに開放し、様々な共同研究を実施しています。
問合せ先
大阪大学微生物病研究所(RIMD)
電話:06-6879-8357(企画広報推進室)
■大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)
概要
大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)は、世界トップレベル研究拠点(WPI)として発足した免疫学研究の国際拠点です。近年は、先端的基礎研究とその医学への展開を加速しています。
特記事項(アピールポイント等)
国際水準を満たす研究環境や支援体制が整備されています。イメージングやインフォマティクスを駆使した最先端の免疫研究に取り組みつつ、共同研究のためのオープン・イノベーションラボラトリの構築を進めています。
問合せ先
大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)
電話:06-6879-4273(企画室)
■大阪大学医学部附属病院
概要
大阪大学医学部附属病院は、良質な医療を提供するとともに、医療人の育成と医療の発展に貢献することを理念とする、日本でも有数の先進医療開発病院です。
特記事項(アピールポイント等)
本院は、臨床研究中核病院として、国家戦略特区域を対象とした「特区医療機器薬事戦略相談」や「革新的医薬品の開発迅速化」等の施策を活用し、日本の医療産業の発展に寄与することをめざします。
問合せ先
大阪大学医学部附属病院
電話:06-6879-5111
■大阪大学蛋白質研究所(IPR)
概要
大阪大学蛋白質研究所は、実験科学と計算科学を組み合わせた蛋白質の基礎研究を実施しています。蛋白質の計測・設計・合成など、産業界も含めた国内外の研究者との共同研究の推進と人材育成を進めています。
特記事項(アピールポイント等)
・大型装置(放射光BL、NMR、cryoEM)の共同利用
・蛋白研データベース(PDB)の構築・公開
・蛋白研セミナーの実施
・蛋白研データ科学の推進
共同利用・共同研究拠点として高度な研究を行う運営体制を整えています。
問合せ先
大阪大学蛋白質研究所(IPR)
電話:06-6877-5111
■大阪公立大学健康科学イノベーションセンター
概要
都市大阪のシンクタンク機能の役割を果たし、「都市科学」分野における教育・研究・地域貢献を目的としています。新たな研究・ビジネス領域の創出と新たな健康領域を開拓し、新産業創出の推進をめざしています。
特記事項(アピールポイント等)
健康科学イノベーションセンターでは、疲労・抗疲労の医学・科学を中軸とした、より身近な”健康・健康科学”領域のイノベーション創出に加えて、スポーツ科学・健康科学を中軸とした、より”アクティブな健康づくり”領域のイノベーション創出を体感していただける場として活動して行きます。
問合せ先
健康科学イノベーションセンター
大阪公立大学健康科学イノベーションセンター
電話:06-6485-0288
■大阪公立大学バイオメディカルフォーラム
概要
大阪公立大学はバイオ産業の取組みなど研究戦略についての専門的助言を行うため、オール大阪公立大学のバイオ研究拠点(バイオメディカルフォーラム)を設置しています。
特記事項(アピールポイント等)
医薬品開発の前臨床段階までの重要な研究開発ステップに深く関わる3つの研究所と3つのセンターで構成されており、バイオメディカル研究戦略の立案、提言、相互協力を促進しています。
問合せ先
URAセンター
大阪公立大学バイオメディカルフォーラム
電話:072-254-9128
■国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN)
概要
医薬品技術及び医療機器等技術の向上のための基盤の整備、並びに国民の健康の保持及び増進や国民の栄養その他国民の食生活に関する調査及び研究等を行うことにより、国民保健の向上に資することを目的とし、下記1~6の事業や、健康増進法に基づく業務を行っています。
主な取組
1 基盤的技術の研究及び創薬支援
2 生物資源に係る研究及び創薬支援
3 医薬品等の開発振興
4 国民の健康の保持及び増進に関する調査・研究
5 国民の栄養その他国民の食生活の調査・研究
6 食品についての栄養生理学上の試験
問合せ先
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN)
電話:072-641-9811(代表)
■国立研究開発法人国立循環器病研究センター(NCVC)
概要
循環器病の究明と制圧を目標に設立された国立高度専門医療センターです。心臓血管疾患と脳血管疾患の診察と研究の専門家、及び企業が連携して治療成績の向上や新たな技術開発に取り組んでいます。
特記事項(アピールポイント等)
・心臓血管疾患と脳卒中の治療を行う世界有数の施設
・国内トップクラスの心臓移植と人工心臓植え込み施設
・急性期脳梗塞治療の先端施設
・ECMOなどの先端医療機器の開発から臨床応用まで行う施設
・循環器疾患の病態解明ではトップクラスの基礎研究の実績
・世界的な疫学研究と予防・先制医療のための高度循環器ドック
問合せ先
国立研究開発法人国立循環器病研究センター(NCVC)
電話:06-6170-1070(代表)
■国立研究開発法人理化学研究所生命機能科学研究センター(BDR)
概要
理研BDRでは、ヒトをはじめとした生命体を、分子・細胞・臓器の連関による調和のとれたシステムとして捉え、個体の一生を支える生命機能の解明をめざします。生きた細胞の中の分子動態の分析やシミュレーションのための要素技術の開発を通じて、次世代の生命科学を推進します。
特記事項(アピールポイント等)
生細胞イメージングのための技術開発(顕微鏡、蛍光プローブ、組織の透明化、微細加工デバイス等)。マウスの効率的遺伝子操作(トリプルクリスパー)、呼気によるマウス睡眠解析、創薬シミュレーション等。
問合せ先
国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター(BDR)
E-mail: partner@ml.riken.jp
■国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)関西センター
概要
産総研関西センターではバイオメディカル研究部門を中心に、健康長寿社会の実現に向けて、生体機能を解明、計測、応用することでバイオ関連技術の社会実装を目指しています。
特記事項(アピールポイント等)
・超高速PCR等の診断、検査機器開発
・ゲノム編集等によるバイオものづくり
・生分解プラの開発と環境性能評価
・AIST関西懇話会及び関西バイオ医療研究会を通じて産学連携を強化
・国内外の研究機関・行政機関・企業との連携を推進
問合せ先
産学官連携推進室
国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)関西センター
電話 072-751-9681
創薬等支援機関
■国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)創薬事業部
概要
大学や公的研究機関に所属する研究者が保有する創薬シーズを対象に、創薬支援ネットワーク(AMED創薬事業部を本部とした理化学研究所、医薬基盤・健康・栄養研究所、産業技術総合研究所から構成される創薬支援連携体制)の創薬技術や設備等を活用し、標的検証から前臨床開発までを切れ目なく支援、製薬企業等への導出を目指します。
問合せ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)創薬事業部
電話 06-6121-2806
■独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)関西支部
概要
日本発の革新的医薬品等の創出に向け、アカデミア、ベンチャー企業を主な対象として、開発初期に必要な非臨床試験・治験計画策定等に関してレギュラトリーサイエンス(RS)総合相談/RS戦略相談を実施しています。
特記事項(アピールポイント等)
東京本部と関西支部をつなぐ高機能なテレビ会議システムを利用した治験や申請資料に関する対面助言も実施可能です。また、医薬品等の製造設備や製造管理手順がGMP等に適合しているかの調査を行っています・
問合せ先
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)
電話 06-6374-6820
(PMDA関西支部の詳細はこちら)