国立病院機構 大阪医療センターの特色

当院はがん、循環器疾患、エイズ、災害医療を中心とする政策医療を対象とした高度総合診療施設です。治験はがん疾患、循環器疾患、消化器疾患を中心に多岐にわたり受託しており、2014年度の実績は、治験71件、うち国際共同治験は32件を占めています。また、患者を対象とした第1相試験も実施しており、現在までに外科(乳腺)、整形外科、循環器内科領域での実績を積んできました。臨床研究推進室ではCRC10名(看護師7名、薬剤師3名)、データマネージャー2名、事務補助5名で、迅速かつ質の高い治験実施をサポートしています。

2014年3月には、臨床研究センター棟が完成し、原資料保管庫、器材保管庫を設けた他、原資料閲覧室を12室設置し、複数のSDVにもスムーズに対応できるようにしています。今後は、IT化にむけても積極的に取り組んでいく予定です。そして、当院は2014年度にISO15189を取得しました。治験においても、品質管理、技術能力のより一層の充実に努めていきます。

研究費の出来高請求に際しては、四半期ごとに実施状況を踏まえて算出する修正実施率という独自の実施率を用いています。治験のスピードを意識したこの方法は、医師のモチベーションに繋がり、また依頼者にとっても早期登録が目指せます。今後も治験のスピードアップのみならず、さらなる質の向上やコスト削減にも取り組んでいきたいと思っています。