国立病院機構 大阪南医療センターの特色

当センターは、「免疫異常疾患」「循環器疾患」「骨・運動器疾患」「がん疾患」及び「成育医療」の5つの分野を中心に高度先進医療を提供するとともに、難病指定病院、がん拠点病院、大阪南部の地域医療の中核病院としての役割を担っております。

治験においては、免疫系疾患(関節リウマチ、膠原病、脊椎炎)、循環器疾患(心臓)、腎疾患、がん・緩和領域、感染症を中心に実績を上げています。

そして、上記の分野に限らず全ての診療科で治験に精力的に取り組んでいます。また、検査科、放射線科等の治験支援部門の協力体制も充実しており、多くの領域において、複雑な背景を持った被験者を対象とした試験や、高度な医療機能が必要となる試験を受託できる体制にあります。

また、院内医療情報部門との連携により、対象患者の効率的な被験者のスクーリングが可能であり、1つの契約で関連診療科全てを含む治験の契約も対応できます。さらに、地域連携部門の協力により、周辺医療圏の医療機関から治験の患者紹介システムを構築しました。関連疾患の研究会の協力もあり、順調に運用されております。これにより、院外からの被験者の組み入れも可能となっております。

治験関連設備・機能としては、院内専任CRC5名、モニタリングは完全にプライバシーを確保した個室が3室あり、それぞれにSDV専用電子カルテ端末、外部LAN回線を用意しております。

2017年度以降の契約課題については、費用算定をVisit支払方式としております。

詳細は、当センターホームページ 治験管理室

http://www.hosp.go.jp/~ommedc/profession/cnt0_000127.htmlをご覧ください。