大阪母子医療センターの特色
当センターは周産期・小児専門病院です。高度な小児医療を提供しており、特に小児希少疾患における治験実施が可能であり経験も豊富です。
現在までの治験実施診療科は、新生児科、消化器・内分泌科、血液・腫瘍科、小児神経科、腎・代謝科、子どものこころの診療科、遺伝診療科、泌尿器科、眼科、集中治療科、麻酔科、産科、母性内科と多科にわたり、小児では医師主導治験も多く経験しています。
また、小児治験ネットワークに加盟しており、ネットワークを介した治験も多く受託しています。手続きの簡素化やコスト削減、施設間の情報共有やCRC教育など小児治験の推進のための取り組みに参画しています。
治験の研究費は、製薬協の「業務積上げ式」を基に作成した算定方法で行っており、Visit毎の出来高制を導入しています。また製造販売後調査等の受託研究も実績払い制です。
治験実施の支援は、院内CRC(看護師)と派遣CRCが被験者対応、モニタリング対応、症例報告書作成補助、医師のサポートなど全面的に行っています。スクリーニングとして事前に実施可能な症例数の確認も行っており、契約後の症例登録が円滑に行えるよう医師との連携もスピーディーです。