マイクロRNA(miRNA)は、癌、神経疾患、心疾患などの様々な疾患において発現が変化することが報告され、臨床では治療薬として、また早期発見の診断マーカー・治療の予後マーカーとして、その可能性が期待されています。しかしながら未だ未解明なメカニズムも多く、日々新たな研究成果が発信されています。
今回は、治療薬としてのmiRNAをどうデリバリーするかについての研究と、少量のサンプルからmiRNAを同時計測する最新の技術について、ご紹介いただきます。
【日時】 令和元年7月25日(木曜日)
午前11時から正午・・・セミナー
正午から午後1時 ・・ ・・ランチ交流会
【場所】 彩都バイオヒルズセンター 会議室
(大阪府茨木市彩都あさぎ7丁目7番18号)
【プログラム】
革新的DDS技術を用いた核酸医薬品(miRNA、siRNA)の開発
〜次元を超えた新しい医療の提供~
講師 株式会社ナノビヨンド CTO 呉 鑫 氏
次世代核酸医薬は、従来の低分⼦・抗体医薬より安価であり、治療効果の向上が期待されている。しかしながら、癌や炎症疾患に対する全身投与型の核酸医薬は、治験の段階で、ことごとく失敗し、中止・中断を余儀なくされている。その原因は、核酸を効率よく癌・炎症部に運ぶDDS(ドラッグデリバリーシステム)がないからである。我々が10年かけて開発してきたNanoBeyond Platform Delivery(NBPD)システムは、世界的に停滞している癌や炎症疾患の治療を加速させることができる。 |
miRNAの新しいマルチプレックス測定法 Fireplex® について
〜バイオマーカーとしての miRNA測定例、各種パネルの紹介〜
講師 学校法人 佐藤学園OBMリサーチセンター主席研究員 長野 あや 氏
マイクロRNA(miRNA)は、分化、炎症、老化、酸化などの様々な現象に関与していることが報告され、再生医療や化粧品・食品・化成品などのヘルスケアの評価においてもマーカーとしての広がりを見せている。
当受託機関では、30uLの少量のサンプルで68種類のmiRNAを同時測定できるFireplex 測定サービスを展開しており、その測定例とパネルについてご紹介する。
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【主催】一般社団法人彩都ヒルズクラブ(事務局:バイオ・サイト・キャピタル㈱、八洲薬品㈱)
大阪バイオ・ヘッドクオーター(事務局:大阪府)
【参加費】セミナー:無料 ランチ交流会:1,000円(彩都ヒルズクラブ正会員・賛助会員は無料)
【定 員】セミナー:70名 ランチ交流会:50名
【お申し込み】下記アドレスより、お申し込みフォームにアクセスしてお申込下さい。
https://www.saitohills.com/mailform2/form.html
【お問い合わせ】
彩都ヒルズクラブ(事務局:バイオ・サイト・キャピタル㈱)
Tel:072-640-1173 / Fax:072-640-1080
(会場の都合により、定員になり次第、締め切らせていただきます。) |