創薬シーズ事業化コンペティション(平成29年2月実施)
前年度事業にコンペティションの要素を取り入れた「創薬シーズ事業化コンペティション」を実施しました。
当日は、大阪・関西を中心に全国の大学等から12の有望な技術シーズのプレゼンテーションに対し、ベンチャーキャピタルに「新規性・独創性」、「市場性」、「成長性・将来性」、「実現性」の観点から審査をして頂きました。審査の結果、最優秀賞を大阪大学大学院薬学研究科の関山敦生先生が受賞され、優秀賞を大阪大学大学院医学系研究科の山本浩文先生と同研究科の金井好克先生がそれぞれ受賞されました。終了後は表彰式及び交流会を実施し、シーズの事業化にむけて意見が交わされました。
日時:平成29年2月13日(月)
場所:グランフロント大阪 カンファレンスルーム
主催:創薬シーズ事業化支援事業実行委員会
〔大阪府、大阪医薬品協会、大阪商工会議所、彩都(国際文化公園都市)建設推進協議会、公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団、公益財団法人都市活力研究所〕
発表シーズ(発表順) |
大阪大学大学院 工学研究科 内山 進 「バイオ医薬品のスマートフォーミュレーション」 |
奈良県立医科大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科学 北原 糺 「耳鳴の可視化により耳鳴の創薬をめざす」 |
大阪大学大学院 医学系研究科 山本 浩文 「大阪発 包括的核酸医療プロジェクト」 |
大阪大学大学院 薬学研究科 関山 敦生 「いきいきプロジェクト~うつ病血液検査から認知症回避、そしてトータルな未病サービスへ」 |
大阪大学大学院 薬学研究科 橘 敬祐、土井 健史 「核内受容体PPARαの新規活性化剤の開発」 |
大阪大学大学院 医学系研究科 金井 好克 「がん細胞型アミノ酸トランスポーターを標的とした新規作用機序の抗悪性腫瘍薬と汎用性の高いがん特異的PETプロープの開発」 |
奈良県立医科大学 生化学講座 高沢 伸 「REG遺伝子発現調節物質によるがんの新しい治療法開発」 |
京都大学医学部附属病院 地域ネットワーク医療部 近藤 祥司 「協調的解糖系制御の新規機構を標的とした疾病臨床応用への探求」 |
大阪大学大学院 医学系研究科 永井 義隆、武内 敏秀 「病態機序に基づく認知症治療薬と新たな脳内デリバリー技術の開発」 |
広島大学大学院 医歯薬学総合研究科 浅野 知一郎 「新規Pin1阻害薬創製による炎症性腸疾患の治療」 |
帝京大学 薬学部薬学送達研究室 鈴木 亮 「血栓に対する超音波セラノスティクス用バブル製剤の開発」 |
医薬基盤研究所 石井 健 「自己免疫、自己炎症疾患ターゲット分子」 |