創薬シーズ事業化コンペティション(平成30年2月実施)

 平成29年度「創薬シーズ事業化コンペティション」を下記のとおり実施しました。
 当日は、大阪・関西の大学から8の有望な技術シーズのプレゼンテーションに対し、ベンチャーキャピタルに「新規性・独創性」、「市場性」、「成長性・将来性」、「実現性」の観点から質問・審査をして頂くと共に、弁理士から知財にかかる質問や意見を頂きました。審査の結果、最優秀賞を大阪府立大学 生命環境科学研究科の中嶋 秀満先生が受賞され、優秀賞を広島大学 原爆放射線医科学研究所の仲 一仁先生が受賞されました。終了後は表彰式及び交流会を実施し、シーズの事業化にむけて意見が交わされました。

日時:平成30年2月13日(火)
場所:グランフロント大阪 カンファレンスルーム
主催:大阪府
共催:関西医薬品協会、公益財団法人都市活力研究所、公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団、大阪商工会議所


発表シーズ(発表順)
大阪医科大学大学院  医学研究科  髙井 真司
「人工血管狭窄予防を目指したキマーゼ阻害薬の開発」
徳島大学大学院 医歯薬学研究部  山本 朗仁
「幹細胞培養上清を用いた再生医療の開発」
大阪大学大学院 医学系研究科  加藤 久和
「G0S2を分子標的とした新規ATP合成酵素活性化剤の開発」
広島大学 原爆放射線医科学研究所  仲 一仁
「幹細胞の栄養・代謝システムを標的とするがん再発治療法の開発」
大阪府立大学 生命環境科学研究科  中嶋 秀満
「難治性脳神経疾患の革新的独自シーズ~GAPDH凝集阻害薬~」
大阪大学大学院 医学系研究科  齋藤 茂芳
「橋渡し研究を加速する分子イメージングの基盤技術開発」
京都大学 iPS細胞研究所  金子 新 、 サイアス株式会社  等 泰道
「iPS細胞技術を活用した再生T細胞による次世代がん免疫療法の開発」
大阪大学大学院 医学系研究科  石井 秀始  今野 雅允
「肝癌を標的とした新規治療の開発」